未来への原動力に

2021~2022年度会長 児玉 秀一
2021~2022年度館山ロータリークラブ会長を仰せつかりました。伝統ある館山ロータリークラブの会長として、1 年間クラブ運営していくことの責任を痛感しております。久保田吉夫直前会長並びに歴代会長の皆様には、ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
社会は急速な変化を遂げる時代を迎え、さらに、コロナウィルスの感染により生活様式の変容を迫られる非常に難しい時代となりました。未だそのコロナ感染症による影響を受ける時節の真っ只中にあります。
そんななかでも、館山ロータリークラブは昨年度創立65 周年を迎え、これはひとえに諸先輩方の奉仕の実践の積み重ねが地域社会に認識されてきた結果であり、努力の成果でもあります。大切なことは「これまで」をしっかりと紡いでいくこと、そして「これから」を創造していくことだと感じています。
ウィズコロナ・アフターコロナ時代の私達の地域においてロータリーがどのように存在していくべきか、私達自身がどう地域社会と接していくべきか、長い伝統をふまえ多様な時代について考える必要があると考えます。また、このような時代だからこそ、かけがえのない友人がこのクラブにいること、クラブを通じて、ロータリー活動を通じて「友情」に支えられ過ごすことが、ロータリアンにとって益々の「かすがい」であると一層大切に感じています。
今年度 RI会長、インドのシェカール・メーター氏のテーマは「奉仕しよう。みんなの人生を豊かにするために」であります。これは「役立ちたい」と思うロータリアンの想いを通じて、自分だけではない「みんな」の時を豊かにしたいと活動することだと理解しています。私たち館山ロータリークラブは、ロータリアンであることを今一度胸にしっかりと刻み、将来へ向けてプロジェクトを探求し、遂行することが肝要です。みんなの人生を豊かにするために、心を砕く必要があります。友情で支え合う館山ロータリークラブだからこそ、地域にどんなインスピレーションを与えることができるか、また、それによって社会が、自身が、世界が、以前より少しだけ「明るく、軽やか」になったと感じたい、そう願っています。
中長期戦略、会員増強、地域社会への対応、など迫る課題への解決を図りながら、各会員、各委員会の活躍に期待し、充実したクラブにしていきたいと思います。1年間ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
館山ロータリークラブ会長 児玉 秀一