2015~2016年度、館山ロータリークラブ会長を仰せつかりました。一年間クラブを運営するに当たり、皆様のご指導ご協力を賜りながら、微力ではございますが一生懸命努めて行く所存でございますので、どうぞよろしくお願い致します。
歴史と伝統ある館山ロータリークラブは、創立以来今日まで、多くの先輩方のご努力により着実に実績を積み重ねてこられました。まず、私たちはこのご苦労に感謝し、時の趨勢に智恵をもってあたり、より良いクラブに発展させ未来につなげなければなりません。今日、活力ある委員会活動やクラブの活動に取り組む会員の姿勢は熱心に運営され、実績を重ねています。
これは館山ロータリークラブの伝統でもあり、調和のとれたクラブだと思います。今年度館山ロータリークラブは創立60 周年を迎えます。会員皆様がロータリーに対する意識を高揚し、今年度のテーマと致しました「クラブをみがこう!」を心に、地域に輝く館山ロータリークラブにみがきをかけていきます。2015 ~ 2016 年度国際ロータリー会長K.R. ラビンドラン氏は、今年度のテーマを「世界へのプレゼントになろう」と発しています。地位や身の上にかかわらず、才能、知識、能力、努力、そして献身と熱意など、だれでも与えることができる何かをもっている。私たちは、ロータリーを通じて、これらを世界にプレゼントすることで、誰かの人生に、そして世界に、真の変化を起こすことができる。そして私たちに与えられた時間は今で、この機会は二度と訪れるものではないとしています。2790 地区櫻木ガバナーはテーマについて、ロータリアンとしての行動や意志を言うのではなく、「自分の意志や行動の全部が世界へのプレゼントになるような、そんな人間になろう」という意味であろうと説いています。クラブの皆様がそれぞれに持てる物を自分以外にプレゼントする、そういう存在になる事、それがBe a gift to the world だと思います。
今年度地区行動目標は「原点を知り、考える」です。これはロータリーの諸事を考える基本姿勢で、ロータリーについて知るだけではなく良く考えればより理解は深められるとしています。本年度は両氏の意を体し創立60 周年の記念の年を、クラブの新たなスタートとし、次年度へ贈り繋ぐためにも、更なる充実を図ります。
全会員がロータリーの理解を深め、クラブ定款・細則に精通し、会員数60 名以上、出席率100%を目指し、品位ある例会と質の向上に力を入れ、例会やロータリーの会合を自己修養の場とするも、肩の力を抜いて、皆さんが楽しめる様なクラブにしたいと思います。先輩方をはじめみなさまのご指導ご協力をよろしくお願い申しあげます。
会長 福原 曉